斐品ゼミ 学生運営ページ
これから活動していく後輩たちへ
~失敗談から伝える、グループ活動で大事なこと~
はじめに
私たち、25卒の斐品ゼミのメンバーは、毎年行われる商学部の演習発表大会にて、見事優秀賞を獲得した。
一見、私たちの賞賛されるようにも見えるが、その裏には、多くの失敗と学びがあった。
これは、数々の失敗を繰り返してきた私たちが、せめてこのページを見た人たちや、これから入ってくる後輩たちが、私たちと同じ失敗を起こさないように、アドバイスとして書き残したページである。

話が長くなるため、まず先に研究活動を行っていく際に、ここだけは意識して頑張ってほしいという大切なポイントをまとめておく。最後までみるのが面倒な人はこれだけは覚えてブラウザバックしてくれ。
だが、最後まで見て損はさせないので見てもらえると嬉しい。

1.早めに行動しよう
2.資料集めや調査は積極的にやろう
3.コミュニケーションをとろう
4.スケジュールは、相手に合わせよう

ここからは活動記録を見てもらいたい。
活動記録
4月 
ここから活動がスタートしたが最初は演習発表大会に向けての 活動をしていたわけではなく雑談などがメインとなっており全く 進まなかった。
更にゼミ以外の活動もしていなかったので本当に何もせず一ヶ月が経過して しまった。
この1ヶ月をほぼ無駄に過ごした事により後々痛手になる。
5月 
この月からは多少本格的に活動を始めた。
演習発表大会に向けてテーマや方針を決め始めたが未だゼミ以外の時間を使うという考えにはなっておらず毎週水曜日のみ集まっていたので進みはかなり遅かった。
最初の一ヶ月をほぼ無駄にしたのも相まってかなり遅れが出ていたが三年生で初めての発表だったということもあり経験がなくまだ危機感が出ていなかった。 
6月 
この月から演習発表大会の仮エントリーの話が出てきた。
エントリーの内容をみんなで考え提出したが何度も斐品先生から 修正案が出されこのままでは仮エントリーに間に合わないと気づいた。
ここでようやくゼミ活動以外の時間も使うようになり必死に仮エントリー文章の提出と修正を繰り返した。
最初の一ヶ月とその後ゼミ以外でもある程度活動していればもう少し、いやかなりこの時点で余裕ができていたであろうと今は思う。
7月 
この月で仮エントリーの提出期限なのでゼミ活動以外でも集まれる日はかなり頻繁に集まったりDiscordで通話を繋ぎながら文章を考えていた。
この月でも提出と修正を行なっていたがここで事件が起きる。
それはこれで仮提出というとりあえずのものを斐品先生に送っておらずに期限を過ぎてしまっていた。
本来なら修正中でもとりあえずということで仮エントリーには出すのだが,その報告を忘れていた為仮エントリーの期限を過ぎてしまった。
この事件は私たちの中でも最大の失敗であった。
この後運営に謝罪を入れなんとか仮エントリーをさせていただいた。
8月 
先月の失敗があったにも関わらず夏期休暇期間に何もせずダラダラと時間が過ぎていき終わってしまった。
私たちは今回の制作をするにあたり技術が全くなかった為本来ならばここで制作物の制作開始やその他作業をしなければ間に合わないのだが夏期休暇期間で気が抜けてしまい集まりすらなかった。
9月 
ここでようやく制作班とパワーポイント班に分かれて作業を開始した。
制作班側はBlenderというソフトを使ったが勿論使うのは初めてなので先輩にゼミ活動以外の時間で助けを求めて作業をする。
更にBlenderは同時に複数人で作業できない為Blender一人とそこに入れる写真制作で分かれて作業をしたのでかなり時間がかかった。
パワーポイント班側は、メンバーのスケジュールが合わず、進めることが難しかったことや、制作班が作り終えないとできない部分も多く、あまり作業が進まなかった。
まだ改善点はたくさんあるが夏前と夏後ではメンバー間の連絡の頻度が格段に上がり活動が活発になっていったのは良い兆しと言える
10月 
11月には発表なのでリハーサルやパワーポイントの修正なども考えると10月中には仮でも全ての作業を終わらせないと修正が間に合わなくなるのでゼミ活動以外の時間をかなり使い全力で制作をした。
制作側はやはり全てを細かく作るには時間が足りなくなり外装だけを作るなど多少妥協をしたがそれでもギリギリまで制作をし、なんとか制作とパワーポイントが仮で終わった。一ヶ月後には発表というプレッシャーからゼミ活動日以外の日や時間も使い全力でやらなければとなり全員が作業にのめり込んでいたのはこの活動を通しての成長と言える、この経験がある前はゼミ以外でここまで活動をしたということはなかった。
11月 
いよいよ25日には演習発表大会なのでその前にパワーポイントの修正や制作物の見直しをする。
更にリハーサルなどをしてどのように発表するかなどを決めて着実に完成に近づいていった。
そしてパワーポイントは斐品先生の修正案で最後の最後で大掛かりな修正を行い夜遅くまで修正をして万全の状態にして本番に臨んだ。
最後の最後まで教授から制作物の修正案を指摘され上記通り夜中も使い大きな修正を行ったという経験は「最後まで自分達が出来る最大限の努力をする」ということを教えて頂いたと感じた。
結果的に、この頑張りが優秀賞獲得へとつながった。
自分たちの経験は・・・
よかったこと
現地調査や事前調査を何度も行ったことが挙げられる。
これは実際に作る商店街に行き何が足りないのか、何が問題点なのか、どういう意図でこの配置なのか、歴史はあるのかという様々な事を調べた。
これを怠っていては制作物を作る時内容が浅くなってしまうので最も大切と言っても過言ではない部分をしっかり慎重に行っていたというのは今回の活動では良かった点として挙げられる。
次に予定を合わせる意識を持っていたことだ。
これは夏後の方が顕著ではあったが予定の優先順位をつけたり元々あった予定をずらしたりと「自分の予定を多少犠牲にしてもゼミ活動に予定を合わせる」という事ができたことがスパートをかけることができた要因だと考えた。br 確かに自分の予定も大事だがグループ全員が空いている日の方が少ない為元々予定が入っていたからとすぐ諦めずこの予定はずらせるのではないか?と慎重に考えることも大事だ。

失敗したこと
時間は思っているよりもずっと少ない。 スケジュール管理が甘かった。
まとめ
今回の活動では、このページでは伝わりきらないほど大変で、成長につながった経験ができた。
とてもいい活動になったとは思うが、失敗が多かったこともまた事実である。
失敗から学ぶこともあるが、私たちは、あまりにも多すぎたので、やはり冒頭で話した
1.早めに行動しよう
2.資料集めや調査は積極的にやろう
3.コミュニケーションをとろう
4.スケジュールは、相手に合わせよう
この点に関しては、はじめから意識していれば、失敗することはなかったと私たちは考える。
実際にやってみるとわかることだが、時間は本当に少ない。バイトや用事は、活動に合わせて時間が変えられる限りは変えたり、休んだりしながらとにかく積極的にグループでの活動を行っていくことを強く推奨する。遊びたい気持ちはわかるが、9月、10月あたりはぐっと我慢して活動に臨まなければ、痛い目を見るのは君たちだ。授業内では絶対に終わらないので、肝に銘じてほしい。
今後このページを見た人たちには、ぜひともこれを意識して活動してみてほしい。
導入方法
これは私たちが、研究のために作成したメタバース空間です。気になる方はぜひ遊びにいってみてください。
※ダウンロードは自己責任でお願いします。
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ワールドへの入り方
このページについて
このページは東京国際大学てるゼミが運営しています。
追記
このページは、今まで活動報告のページが多かった歴代のやり方では物足りなかった私たちが、「後輩たちに何か残せないか」というコンセプトで作られています。
後輩たちの苦労を減らすことに少しでも貢献できていれば幸いです。

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