一般情報処理教育に関する研究報告としては,数年前に刊行された大岩委員会のレポートがあります。それから8年ほど経過しており,その後の波及効果や影響度合を調査しながら,また一方ではこれからの一般情報処理教育のあり方(モデルカリキュラムの策定)に関して検討を進めてきました。その結果,次のような報告書を発刊しました。
平成12年度については,左の報告書です。いくつかの大学の一般情報処理教育に関するカリキュラムを事例として記載しています。
平成13年度については,左の報告書です。ここでは,全国の大学・短大・高専に対して,一般情報処理教育の実態調査について記載しています。
その後に,モデルカリキュラム(「情報とコンピューティング」および「情報と社会」の2科目をコアとし,それ以外に数科目を選択とする構成)を策定し,それに準拠した教科書の執筆を行い,情報処理学会編という形でオーム社から発刊しました。
オーム社のIT Text一般教育シリーズ「情報とコンピューティング 」です。大学の一般情報教育として取り上げるべき事項を網羅した内容になっています。
情報処理学会が進めているJ07プロジェクトにも参加し,一般情報処理教育の知識体系(GEBOK:General Education Body Of Knowledge)の策定も行っています。これについては,情報処理学会のサイトに公開しました。これに合わせて,一般情報教育委員会の専用サイトを公開しました。ここで,委員会活動の報告を行っています。